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日本の商品先物取引を盛り上げたいっ!何が足りないのかを考えよう。
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大連商品取引所が鶏卵先物を上場
日本でも中部大阪商品取引所(2011年1月31日解散)に
2010年2月まで上場されていた鶏卵。

4月12日の日経新聞が

鳥インフルエンザなど価格変動リスクの
高まりに備え、
あらかじめ将来の引き渡し価格を確定して
損失を回避するのが狙い


として中国・大連商品取引所が
4月中にも鶏卵先物を上場するとのニュースを伝えていました。

中国の動きは速いですね。

価格変動のリスクに晒されて商品があって、
そのリスクを商品先物取引の機能を使って回避することが
産業を守ることになるなら、いち早く上場する。

当局として当然のことです。

商品先物市場には
今、必要とされているものが上場されるべきで
必要とされなくなったら、すみやかに廃止すればいい。
そして時代がまたその商品を必要とするなら再上場すればいいと
常々思っているのですが、
日本には試験上場という仕組みがあるのに、
担当主務省の動きは鈍すぎます。

大連商品取引所側は上場を急ぐ理由として
「中国の養鶏業者は規模が小さく、リスクの回避が急務になっている」
と述べています。

商品先物取引に対する発想が日本とはまるで違いますね。

日本では主務省も取引所も商品先物会社も
規模が小さい業者は商品先物取引は使わないと思い込んでいるところがありますし、
使えないだろう、使わせないという発想でいるように思えます。

米の先物取引に普通の農家が参入しないのは、
農協の反対だけでなく、
商品先物業界側にそういう前提があるからのように思えてなりません。

日本の取引所も「大手商社中心に商品先物市場を運営する」
という考え方に固執しないで中国の発想を見習ってほしいです。


吉祥寺で名物のオムライスを供するレストランの店主は
かつて卵の価格が高騰したとき値段を上げていました。

こういう人たちが使える国内の先物市場をめざしたい。

そうでないと日本の外食産業や飲食業が行う
リスクヘッジの場を中国市場に持って行かれますよ。
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