日本の商品先物取引を盛り上げたいっ!何が足りないのかを考えよう。
日本取引所グループの広報・IR部(報道)がzoomを使って開催。 大阪取引所と東京商品取引所共催でした。 2020年7月27日に大阪取引所へ貴金属、ゴム、農産物市場が移管されるまでの経緯や総合取引所になってから目指す姿などが記者向けに説明されました。 新しくコモディティ担当になった方向けの内容でしたが、古くから商品先物業界に関わる者としてもあらためて勉強になりました。 JPXは、「総合取引所の誕生による2つの効果」について コモディティ、資産形成の新たな鉱脈 と解説しています。 Commodity is mine ですか。 貴金属、ゴム、農産物は大阪取引所の傘下に入るけれど、 総合エネルギー市場として、石油と電力は東京商品取引所に残ったまま。 JPXがどうやって、コモディティ市場を盛り上げていくのか お手並み拝見ですね。 |
東京商品取引所から発表がありました。 7月27日から「日経・東商取商品指数」の名称が変更されて 「日経・JPX商品指数」に変わります。 日経・東商取商品指数 - 日経・東商取商品指数 金、銀、白金などの貴金属市場、 ゴム市場、大豆、とうもろこしなどの農産物市場が 東京商品取引所から大阪取引所に 移管されることに伴うことによるものでしょう。 原油や電力などのエネルギー市場は、 7月27日以降も、 引き続き東京商品取引所に残る「予定」です。 |
わー、リンクの名称が古い。 大連商品交易所/フレンドリーリンク 今はなき日本国内の商品取引所の名前が…。 東京穀物取引所 東京工業品取引所 中部日本商品取引所 リンク切れ。 そして、 大阪堂島商品取引所 の表記がないっ。 |
2019年8月7日に
ジャポニカ米の上場を認可していたのですね。 大連商品交易所 Dalian Commodity Exchange(DCE) 今も取引はされているようです。 http://www.dce.com.cn/dalianshangpin/sspz/jm43/index.html 中国では 鄭州(ていしゅう)商品取引所 鄭州商品交易所 にもジャポニカ米が上場されています。 http://www.czce.com.cn/cn/sspz/jd/H770213index_1.htm 日本でのコメ先物はどうなっているのでしょうか。 5回目の試験上場中で本上場をめざす 大阪堂島商品取引所 ![]() コロナの嵐が吹き荒れる最中、 4月21日、特定産地品種の銘柄に 宮城ひとめ(宮城県産ひとめぼれ) を追加。同日に、 秋田こまち(秋田県産あきたこまち) の取引単位を17俵に変更しました。 コメ先物の出来高が増えることを切に祈ります。 |
![]() 東京商品取引所がアンテナショップと宣伝する「TOCOMスクエア」が オープン3周年を記念するイベントを5月25日(土)に開催した。 TOCOMスクエアがオープン3周年記念イベント 原油と貴金属の話 http://www.wordz-on.co.jp/info/20190525 東京商品取引所は予定通りなら2019年10月に 東京証券取引所との経営統合が完了する。 金の先物取引などは 大阪取引所に移管されて総合取引所となっていくが、 東京商品取引所が入るビルの1階にある TOCOMスクエアそのまま残るのか。 とても気になる。 |